パミエル王国

神話時代 に「寒がりの水神」が棲んでいたとされる ナルベルト海域 に面した常夏の国で、冬でも暖かい。
エーリエル諸島 を経由して 西の大陸 から流れてきた ヒト族 も多く、様々な人種・文化・宗教が混ざりあい、やや混沌としている。港や大通りは昼夜を問わず活気に満ちているが、中心部から外れるとスラム化している地区や海賊の縄張りもあり、治安はあまり良いとは言えない。
現在の国王は、 クウラ ・ストラス・パミエル。
 
ゼラー王国 の血を引く母の影響で 個体属性 が「炎」だった クウラ は、王位継承の際に 《水の刻印》 による激しい 属性反発 を起こし、即位から2年以上に渡り療養生活を強いられた。日常生活を送れるまでに回復したものの、周囲の属性の影響を強く受ける体質となってしまったため、その行動には厳しい制限がかかったままである。