種族一覧

《ヒト族(人間)》

神話時代 の終わりと共に一気に数を増やし、今では 《星》 のいたるところに存在する一般的な種族。
王侯貴族層などには魔力を持ち魔法を使用できる者も居るが、特殊な能力を持たない者が殆ど。全てのヒト型種と交わり子を成せる唯一の種族。寿命は50歳ほど。
 

 
《エルフ(妖精族)》

精霊 と共に生きる森の住人。 《縁》 により生涯ひとつの地に留まるため縄張り意識が強い。
元々は魔力の高い種族だが、神話時代が終わり精霊が弱体化するのと共に徐々に力を失い、寿命も縮まり、数も減った。現在の寿命は200歳ほど。
 


 
《イニス(有翼種族)》

耳に一対・背に二対の計六枚の翼をもつ種族。自力で飛行し、読心術に長ける。
最も 《神》 に近い力を持つ種族とされるが、精霊の弱体化の影響で存在の維持が出来なくなり、現在は一つの山に結界を張ってその中で極少数が生息している。寿命は個体差が大きく、300~3000歳ほど。禁忌を犯した 《雑種》 と呼ばれるイニスの寿命は100~400歳ほど。
 


 
《竜、竜族》

=いわゆるドラゴン。精霊の弱体化の影響を強く受け、存在を維持することが出来なくなったため、竜族の王のもつ 《竜の紋章》 に新たな住処をつくった。寿命は個体差が大きく、1000~20000歳ほど。それ以上の個体も存在する。
竜族=神話時代後期に竜と契約したヒト族の娘の子孫。竜との間に生まれた竜族は体表に微量の鱗がある。竜と交感し、竜との子を成すことができる。やや体格が良く、視力が高く、剛力。寿命は100歳ほど。
 


 
《ニュート(半獣族)》

動物の耳と尾を持ち、他人の「夢」に干渉する呪術を使役する半獣族。無意識下の強力な縄張り性の呪いを持つ。ヒト族の支配と過干渉を受け、ほぼ絶滅したとされる。寿命は200歳ほど。
 


 
《アイシクル(氷人族)》

雪国に生きる種族。見た目は「色白なヒト族」だが、体温が低く寒さに強い耐性がある。氷魔法を得意とする。寿命は100歳ほど。
 


 
《混血種》

ヒト族と他のヒト型種の間に生まれた個体の総称。それらの特徴にはほとんど規則性はなく、どちらの種族にも馴染めず孤立する事が多い。
 


 
《神の子》

一部の血筋のヒト族から発生する変異個体。二次性徴を前に50年間時を止め、《神》の声を聞き、《神》に仕える。寿命は《神》に与えられた50年+ヒト族が本来持つ50年の計100歳ほど。
 


 
《ルーサー》

デイン王国 の機械魔法により生み出された人形。生体とリンクし魔力の供給を受けることで稼働が可能になる。素体はヒト族の遺体である。
 


 
《精霊、コリエ(憑精霊)》
大気中の至る所に漂っている自然エネルギーのようなもので、魔法などの魔力を使う際のエネルギー源にもなる。属性ごとに好んで溜まる場所の傾向があり、魔力の低い者や、魔力属性の相性が悪い者には目視できない。固体の意思を持つ強力な精霊《コリエ》も存在する。
 


 
《神》
深い眠りについており、現在は存在しない。
 


  
※『MYTH』のヒト時代には、異形の者,魔物(モンスター),悪魔や天使などは存在しないものとされている。ただし、神話時代はその限りではない。