婚姻

《結婚適齢期》
ヒト族の男性は成人して初めて婚姻の権利を得、女性の婚姻には年齢制限がない。
また、男性の結婚適齢期が18~25歳なのに対して、女性の結婚適齢期は貴族層は初潮~16歳、平民層でも15~20歳となっている。
男性は自らの家庭を持つためにある程度の経済力と固まった地盤が求められるため、やや年齢層が上がる。
女性には多くの子を成すことが求められたため、若く健康な女性であることが好条件となった。
 
《王族・貴族の結婚》
王族や貴族の間では政略結婚が一般的。
政治的な理由もあるが、より強い魔力(=権力と同義)を持つ子孫を残すことが求められる。そのため、魔力の弱い者や魔力を持たない者を正妻とする結婚(多くの場合、貴賤結婚を指す)は王族・貴族としての務めの破棄を意味する。
 
また、身分差の大きい女性を側妻として迎えることはあったが、側妻から生まれた子は基本的に父親のもつ地位や財産を相続する権利を持たない。
何らかの理由で正妻が子を成せない場合や、全ての嫡子が亡くなった場合は、側妻が生母となり自身の子を正妻に捧げることがあったため、側妻にも魔力の高さを求められることはあった。
 
《政略結婚》
政略結婚の場合、生まれる前から相手国や家が決められている場合もあるが、多くは成人までの生存がある程度確証される10歳から正式に婚約できる。
女性は嫁ぎ先に合わせた教育を受けて育てられ、子を成せる体になると(初潮を迎えると)双方にとって最良のタイミングで嫁ぐというパターンが主流。
 
《平民の一般的な結婚》
多くの平民の結婚に関しては、領内の人口減少や労働力の流出を危惧して、生まれ育った村や町の中での婚姻が義務付けられている国が多い。
婚姻の相手に関しては領主と教会の許可が下りれば比較的自由に相手を選び結婚することが出来る。(=領内での恋愛結婚が認められている。)
 
《平民の裕福層の結婚》
平民の中でもある程度の富を持っている家であれば、親や家の権力者同士の間で取り決めた相手との婚姻が多い。(領主と教会の許可は必要)
その場合、生まれ育った村や町の外に嫁いだり、外の者を受け入れることがある。
婚約と婚姻に関しては政略結婚と近い扱いになる。
 
 
《近親婚》
近親婚は禁止こそされていないものの、あまり推奨されていない。
王侯貴族はより魔力の高い子孫を残すために魔力を持つ者同士で子を成すことを何十代にも渡って続けてきたため、近い血縁同士が結びく事も度々あった。しかし、そこから優秀な個体が生まれることは少なかった(魔力自体が高まることはあったが、肉体が虚弱で短命な者が多かった)。
今では親子や兄弟といった親等での婚姻は王侯貴族の間でも避けられている。
近親婚の必要性がない平民階級での近親婚に対しては、世間の目は非常に冷たい。 (禁じられているわけではない)

 
《イアー王国の場合》
多くの国では一夫一妻制が一般的だが、一夫多妻制の国もある。
イアー王国では、富を持つ男性が気に入った女性や身寄りを亡くした子供を囲い込み守る習慣があり、それらをすべて妻として扱う。その際、子供の性別は問わないが、男性だった場合は成人すると多くの場合は独立する。(主人と添い遂げる男性も居る)
美しく教養のある妻の数が多ければ多いほど裕福で力がある証となるため、数百の妻を持つ男性も居る(らしい)。
 
 
※このページで語られている設定は、あくまで創作作品『MYTH』での架空の設定であり、実在するものではありません。

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