パルス

ヒト族 によるエルフ狩りによって住処を失ったエルフの幼体。エルフの幼体は警戒心が強く人見知りが激しいが、パルスはエルフの中でも比較的好奇心旺盛で人懐こい性格。
エルダ樹海で負傷し身動きが取れなくなっていたところを ティラル たちに助けられる。
見た目は幼いがティラルの倍以上は生きているため、ティラルを弟（保護対象）のように扱う。片言ながらもある程度ヒト族の言葉を使用できる。
精霊 の加護を受けられなくなったことで一度は衰弱死するが、 ツグミ の懇願により、 イニス の王・ 孔雀 と新たに 《縁》 を結ぶという異例の処置で蘇生され、孔雀の眷属となる。

エルフの髪，瞳，爪の色は、エルフに加護を与える精霊の属性の影響を受けて染まる。（パルスは元々ピンク+紫色だった）
蘇生後のパルスがエルフには存在しないはずの緑色なのは、孔雀の眷属となり、彼の命を分け与えられたため。現在は精霊の加護の代わりに孔雀からの魔力供給を受けて生きている。頭に生えた2枚の羽は生命維持装置のようなもの。