エルフは精霊の加護を受けることで生きる妖精族で、かつて精霊が現在よりもはるかに力を持っていた 神話時代 は、西の大陸全域に生息していた。
精霊とエルフを繋ぐ 《縁》 を支えるのはその地に根を張る大樹のため、根の届かない海を渡ることはできず、東の大陸にはエルフは存在しない。
神話時代には エント族 と呼ばれる木人族が存在していたという。エルダ樹海の名の由来は、このエント族の長(=樹海の主)の名からとったもの。
全てのエント族は精霊の弱体化により今はただの樹木となり果てているが、濃霧や光の加減による錯覚で、稀に動いているようにも見えるという。